グーグルのスマートウォッチ

アップルとグーグルはスマートフォンの市場でも競争をしてきました。
そしてスマートウォッチでも当然のように競争をしているのです。
それぞれの基本的な機能はほとんど変わりませんが、そのデザインを比較することでスマートウォッチに対する考え方の違いがわかってきます。
時計の表示を見てみましょう。
グーグルの表示はシンプルですが、アップルの表示は少し複雑になっています。
ある機能をスマートウォッチで行おうとすると、グーグルの場合は数回のタップが必要となります。
1画面に対して一つの操作を原則としているため、目的のアプリに到達するためには数段下の階層まで辿らなければなりません。
スマートウォッチとスマートフォンの違いはそのサイズです。
小さな画面ですから、タップをするサイズが小さすぎると、操作が難しくなるとグーグルは考えています。
これに対して、アップルは複数のボタンを配置しているため、指が大きな人は押し間違いをする可能性があります。
これに対する対策はジョグダイヤルを付けたことです。
アップルはこれをデジタルクラウンと呼んでいます。
デジタルクラウンを利用すれば、古米操作をする必要がなくなるのです。
スマートウォッチをどのようなシーンで使用するかを考えた時に、どちらの優位性が高いかは現時点で判断することは難しいでしょう。
ただ、それぞれを支持する人たちがいますから、どちらもメリットデメリットがあるでしょう。
最終的には好みの問題となるのです。